自信

壁が見えた時は

好機だ

乗り越えるか

破るか

はたまた遠回りして

避けるか

道は幾らでも在る

  

休息

立ち止まった事は

後退では無く

ひとときの

安らぎ

そう思える

日まで

君を支えよう

  

突風

思い出して

今

隣に居る人を

駆け出して

今こそ

季節に

追いつけ追い越せと

  

気配

街が

少しずつ

暑さに

慣れる頃

樹々は

落ち葉の

用意をしています

  

夏風

逃げないと

決めてから

熱く燃える

この心は

それでも

君にしか

見せられない

  

恩返し

壊れかけの
心を
治してくれた
あなたへ
いつか恩返し
させてね
新月の夜にきっと


　

悩みの中で

迷うなら

舞おう

舞うなら

回ろう

そう

掴めるまで

掴まれば良い

  

白くて

真っ白な道は

只

染まらずに

在れば良い

悲しみを踏み

小石を蹴飛ばした

あの白い道は

  

裸足

掛けてゆこう

何処までも

地平線が

生命を産み出す

その瞬間に

立ち会えたら

宇宙は近い

  

意義

何時までも

夢を見ましたと

報告する訳には

いかないから

現実と言う

実りの中に

生きる意義を！

 

気づいて

君がふと落とした

その視線が

余りに美しくて

微笑んだ僕を

本当は

君に

見られて居たんだね

  

ペア

膝を抱いて

想いを手放し

肩を抱いて

君と共に

まだ

始まったばかりの

二人

  

泉

理由が必要だと

言うのなら

幾らでも

述べてあげよう

心で噛み砕き

君自身の中に

理由の泉を

  

予言

あなたに与えられた

素晴らしい時間は

やがて

輝きを変えても

あなたと共に

財産であり続けると

予言してもよい

  

自尊

迷いが
迷いでなくなった時
僕は
それに名前をつけて
散歩させて
撫でて可愛がって
自分の過去を褒めたい


　

今日を

生きていて欲しい

君に

そう願うなら

僕も

今日一日

生きる事を

諦めないように

  

道

私にしか
出来ない事は
何だろうと
探すよりも
今しか出来ない事を
積み重ねて行ければ
いずれ

　

賞

仕方が無かった
愛されている
実感が
持てなくて
あなたは
ノーベル賞に
一番近い人


　

諦め

ここまで
頑張って
赦して
もらえないのなら
もう
諦めるしか
無いよね

　

彼の町

彼の住む
小さな町には
時差式の
交差点有り
スクランブル有り
人々和み
今日も行き交う


　

あの手

振り払った

あの手は

今にして思えば

実は

未来の後悔の

又の名

であったかもしれない

  

喜び

私が
私で
居られる事も
君が
君で
居られる事も
喜びたい

　

尋ね

プロって
何だろう？
エキスパートって
誰だろう？
その人の
誇りに
尋ねてみたら良い


　

呼ぶ声

そろそろ
行かなくちゃ
私を呼ぶ声がする
それに応える事も
また
生きていくって事でも
あるんだろうからさ


　

みて

私の
生きる道は
逢う前から
視えていたのに
その時の私は
それを
観ていなかった

　

双方

紅き雷

蒼き月

別れた

私達に

少しだけ

似ていたかも

しれないね

　

電話 / Call

大好きな
あなたの
声を
聴いたら
逢いたく
なっちゃうから
今は我慢

　

見覚え

また戻って来たね
見覚えのある風景
でも
新しい風景
あの頃とは
私の在り方が
ちょっと違うから

　

十年

どうすれば
苦しみの中
しのげるのか
少しずつ
解かって来た
無駄に十年
凄してなかったね

　
　

臨界点

僕が

僕である事を

続けている限りは

きっと

立ちはだかるこの世も

あの人の事を

赦して居るのだろう

  

未来

今日が

紅く輝くから

初めて

誰かの

笑顔を

見たいと

蒼い空に祈った

  

咲く

虹が咲く時

花びらは

溢れて落ちて

唄となる

知るのは

この世に只

君と僕だけ

  

愛

私が
私を
愛するのは
私を
愛してくれる
あなたの
為でもある

　

満足とは

どこまで
行っても
満たされないのなら
今
この部屋の中で
少しでも
納得してみようよ


　

出会い

あなたと
出会う日は
昨日より今日
今日より明日
確かに
近づいている
気がしてならない

　

しっかりと

何の為に

生きるのかは

分からない

けれど

誰の為に

生きているのかは

もう知っているよ

  

かな

未来

と書いて

「しょうり」

と読め

その時に

勝ち得るべき未来は

その手の中に

 

待つ

明日は

待たずとも来る

それが

希望と感じられる

事自体が

また一つの

希望の形なのだ

  

逃避

狂おしい
惹かれてゆく
受け止めて
くれなくても
良いと言うのは
只の
“逃げ”かしら

 

　

改

気持ちが

改まるとは

何と

美しい事だろう

新しい心で

これまでに無い

嬉しい時を刻もう

  

超越

あなたを
超える事が
こんなにも
寂しくて
孤独な事だとは
想像も
していなかったよ