私が落とした微笑みを
誰かが拾ってくれたなら
見知らぬあなたと私とで
ぬくもりを分け合うことが出来るだろう
私がこぼした悲しみに
誰かが気付いてくれたなら
私も誰かの悲しみを
受け止めることが出来るだろう
私の壊れた憎しみに
誰かが傷ついたのならば
いつか私の血液で
償わなければならぬだろう
さて我々人類は
分かち合うことが苦手であった
今をはじめと見定めて
共に歩んでゆくのなら
きっと明日は晴れるだろう
私が残した足跡を
誰かが辿ってくれたなら
私の涙も悲しみも
きっと理由があるのだろう
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